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生理が来ない・生理が遅れる・
不正出血

生理が来ない・生理が遅れる

生理が予定通りに来ない場合

生理が予定通りに来ない場合「生理が遅れている」「予定よりも早く始まった」などで焦ったり心配になったりしたことのある女性は多いと思います。
生理不順そのものは珍しくありませんが、何らかの病気によって起こっているケースもあります。ご不安な場合は是非ご相談ください。

生理が遅れる・生理周期が
乱れる原因

妊娠

妊娠の可能性がある場合は、妊娠検査薬を使用して陽性か陰性かどうか確認しましょう。
避妊をしていても妊娠している可能性は否定できないため、念のため検査を受けることをお勧めします。
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、速やかに診察を受けるようにしましょう。どちらの場合も、診察は自費になることをご了承ください。

生理不順

生理周期はおよそ25〜38日が通常とされます。
しかし、1週間程度のずれであれば、排卵時期が前後している可能性があり、多少の前後があっても問題ありません。
しかし、数ヶ月も生理が来ない、もしくは生理が早すぎる場合は、一度婦人科を受診するのが望ましいです。

無月経

妊娠していないのにもかかわらず、3ヶ月以上生理がこない状態です。
無月経には2種類あり、18歳以上になったのにもかかわらず一度も生理が始まっていない「原発性無月経」と、妊娠以外で3ヶ月以上も生理が来ない「続発性無月経」に大別されます。

早発閉経(早発卵巣不全)

早発閉経(POI:Primary Ovarian Insufficiency / Primary Ovarian Failure)は、40歳未満で卵巣機能が低下し、排卵や月経が停止してしまう状態を指します。特発性(明らかな原因不明)が全体の約75%ですが、その他、遺伝性(ターナー症候群など)、自己免疫性(橋本病など)、医原性(抗がん剤や放射線治療など)などが原因として考えられます。

診断基準
(日本産科婦人科学会など)

以下のいずれも満たす場合、早発閉経(POI)と診断されます

  1. 40歳未満の女性
  2. 3ヶ月以上の続発性無月経
    (または稀発月経)
  3. 高ゴナドトロピン血症(FSH≧40 mIU/mL)を2回以上確認(4週間以上の間隔)

※AMHは0.1未満〜測定不能であることが多い

甲状腺系疾患

バセドウ病や橋本病など、甲状腺ホルモンの過剰分泌や分泌低下する病気を発症すると、生理が止まることもあります。

ダイエット

ダイエットで急激に体重が減少した場合、脳(視床下部のGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン))の分泌が抑制されて無排卵・無月経となります。栄養状態の改善が必要となります。

高プロラクチン血症

プロラクチンは脳から分泌されるホルモンで、乳汁分泌の作用があります。無月経で、乳頭から分泌液が認められる場合、この疾患の可能性がありますし、分泌液がない場合も可能性として考えられます。
値により、高値な場合は腫瘍性のものでないか精査を行います。内服中の薬剤によって引き起こされている場合は、原因薬の見直しや変更等を検討します。
そうでない場合は、月経不順を伴う場合は治療を行います。

婦人科で行う検査

基礎体温の確認

毎日の基礎体温が分かる記録をお持ちでしたら、是非お持ちください。

血液検査

女性ホルモン、甲状腺機能、プロラクチンなど無月経の原因となり得る項目を確認いたします。

経膣超音波検査・内診

経膣超音波や内診を行い、卵巣と子宮内膜の状態を確認します。

不正出血

生理日ではないのに出血する「不正出血」

生理日ではないのに出血する「不正出血」「不正出血」とは、生理の周期とは異なる時期に性器から出血が起こることです。
出血の種類は多岐にわたり、赤や茶色、または下着に僅かな血液が付く程度の量などが挙げられ、出血が長引くこともあります。

不正出血はホルモンバランスの乱れや、思春期、更年期、閉経期などの時期によく見られます。
不正出血の原因となる病気は色々とありますが、頻度は低いものの、子宮頸がんには特に注意が必要です。子宮頸がんは子宮の入口である子宮頸部に発生するがんです。
婦人科検診で比較的早い段階で発見でき、がんの初期段階で見つかれば治療により完治する可能性が高まります。

また、40代までの女性では、乳がんよりも子宮頸がんの発症率が高いと指摘されています。
性交渉時の接触出血が続く場合はぜひ受診していただきたいです。
更年期以降に2週間以上の月経が続く場合や、閉経した後に不正出血がある場合は、子宮体がんや子宮内膜増殖症などによって起こっている可能性があるため、検査が必要です。出血の量が少ないからといって無視してしまうと、がんの初期症状を見逃す恐れがあります。
子宮頸がんや子宮体がんの場合、初期症状は少量の不正出血だけであることも珍しくありません。
不正出血の原因ががんによるものかどうかは検査で判断できますので、気になる方は是非ご受診ください。

不正出血の原因

排卵出血

月経周期が整っており、月経と月経のちょうど中間に不正出血がある場合は排卵出血の可能性があります。
通常は、3-5日で収まる出血で、生理痛のような症状が併発することもあります。頻繁にある方もいらっしゃいますし、突然見られる方もいらっしゃいます。

良性腫瘍

子宮頸管ポリープや子宮内膜ポリープ、子宮筋腫(特に子宮内膜にできる粘膜下筋腫や、内膜に顔を出すような筋層内筋腫)などにより出血が生じることがあります。

悪性腫瘍

子宮頸がん、子宮体がんをはじめとする婦人科がんなどにより出血が生じることがあります。

不正出血がどれくらい
続いたら受診すべきか?

不正出血があった時に
チェックすべきこと

出血の量・色

不正出血がある場合は、出血量と色を確認しましょう。通常の生理の出血を基準にして比較し、出血量や色の変化に注意しましょう。鮮血のような赤色か、暗めの茶色かなど、色の変化に注意が必要です。

出血のタイミング・期間

不正出血が発生した日時と続いた期間をメモしましょう。それが通常の生理周期の一部なのか、「直近の生理」と「次回の生理」の間の期間なのかをチェックすることが重要です。

出血時の体調・痛み

不正出血が見られた場合、どの部位にどんな痛みがあったか、発熱や吐き気などの他の症状があったなどをメモに残しましょう。

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  • かかりつけの方で緊急の症状がある場合
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